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パチンコ屋さんとの大きな取引が始まり、いよいよサラリーマンの小遣い稼ぎでは言い訳がつ
かないほどのビジネスになり始めた頃、勤めていた外資系製薬会社は世界規模で他社を合併吸収、人員削減、早期退職推進の通達があるとの噂さが流れた。
早期退職推進の通達時に辞めれば特別退職金でアメリカに自分の会社も作れると考え、通達後、辞表を出しスムーズに退職。特別退職金は通常の3倍という予想を遥かに越えた1000万円近い金額となり渡米への不安も何処かに消え、すべてがニューヨークに自然と走出りした。
 
退職が12月28日だったのでどうせなら年内中に渡米、新しい人生のスタートとしてニューヨークでカウントダウンをし、新年を迎えようと考えた。
ただ、優雅に?暮らした8年間の独身サラリーマンの荷物はかなりのモノで(ベッド、ソファー、チェスト、オーディオコンポはもちろん何故か熱帯魚、海ガメ、それに車が2台なんと!ジェットスキーまで???

実家に一時的に預ける事も考えたが手間を省く意味合いでスーツケース2つに入るだけの荷物を纏め、残りはすべて友人や後輩に引き取ってもらった。最後にアパートを軽く掃除し、大家さんに鍵を返したのが12月31日の朝。そのまま夕方のフライトで日本を出発。贅沢にビジネスクラス。。。

快適な12時間半の旅を終えてJFK空港到着、入国審査、税関そして奥さんがお迎え、とスムーズに行くはずが、ここで予期せぬ大アクシデント!!!
 
​ 強制送還??? へ続く。。。​
 
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