top of page

個人輸入をスタート!

しばらくし、彼女とニューヨークへ。
ニューヨーカーが見せるニューヨークはやはり卒業旅行で来たニューヨーク観光とは丸っきり違うモノで感動・興奮・驚きの毎日だった。
 
彼女のお父さんは当時、ニューヨークではかなり有名なビジネスマンで出版社や輸出入、レストランなど5つほど会社を持っていたやり手。
 
その影響で彼女のお兄さん、マイケルも学生の頃からの起業家タイプで日本とニューヨーク間で何か一緒にやろう!と遊びに行く度に持ちかけられた。ニューヨークに行く回数が増えたので飛行機代の足しにでもなれば良いな、とは考えていたがまさか自分でビジネスしようとは。。。

彼女に会いに3ヶ月に1回はニューヨークへ行くようになり、自然に友人にお土産や買い物をよく頼まれるようになった。特に流行りのスニーカーや洋服など日本では手に入らないモノが多かった為、その頃、品薄で困っていた地元ショップにも頼まれるようになり、1年も経たないうちに定期的な卸先ができ、少しづつ卸先もアイテムも増やした。ニューヨークの入手先もマイケルに頼んで開拓してもらい、順調にサイドビジネスが成長していった。当然、会社には内緒で。。。

ある日、彼女が日本へ遊びに来た時に《パチンコ》と言うモノを見た事がないと言うので早速、連れて行った。実は私もパチンコは苦手と言うか、初めてだったので玉の買い方も分からない状況で店内をウロウロ、するとなぜか
景品のショーケースが目に付いた。
 
その当時、レアモノであったスニーカーや腕時計がキレイに並んでいる。これは何かの縁だと思い、奥さんがパチンコに夢中になっている間に2階の事務所を訪れてみた。気さくにお話をしてくれた担当者が昔しニューヨークに住んで居てレアモノスニーカーを幾つか手に入れ現在、景品にしている。また今後、できればこのレアモノ系アイテムでパチンコ客を増やしたいと考えているんだけど??? まるで前もって打ち合わせたかのような話の流れで即決、ビジネス開始。とりあえず毎月100足納入と大きな売り上げ先が、パチンコしたい彼女の気まぐれから生まれた。

退職、渡米決意。。。に続く
bottom of page