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ニューヨーク永住に至るまで
大学を卒業し外資系製薬会社に入社、数ヶ月の研修を受け、すぐ支店配属。実際に現場で先輩MRとの見習い同行数ヶ月後、独り立ち。担当エリヤをもらいその地域の顧客ドクターに医薬情報プロモーションをし売り上げを伸ばす。
会社でそして出先で人生の先輩たちに毎日出会いながら自分が成長していく瞬間を感じられる素晴らしい時期でした。またバブル景気の真っ只中でもあり、今では考えられない経験も。数人のドクターを連れて料亭、そして高級バーで飲み明かしそれぞれ個々のタクシーへ乗り込み帰宅。時には若いドクターとフライトアテンダントを集めて隅田川の貸し切り屋形船で合コンしたり、病院のドクターや看護士さんなどスタッフ全員を招待しスキー旅行に行ったりと月間接待費が100万円を下回る事はなかった。またこの時代、薬業界ではボーナスは8ヶ月以上はもらえたのでBMWやメルセデスを乗り回す人間も多く、私もご多分に洩れず車3台同時所有している事もあった。
ただ面白い事に、はちゃめちゃなサラリーマン時代で培われた経験が現在でも役立っている事を認識する事は多く、人生でもっとも大切な時期だったかもしれない。
ニューヨーク永住まで導くきっかけとなる英会話の先生だった奥さんとの出会いもその一つ。。。
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