「正式ビジネスマン?としてデビュー
早速、飛行機チケットを買い直しビジネスビザを持って颯爽とニューヨークへ!
ビジネスマンと言ってもニューヨークには住む家も会社も無く今の奥さんである、その当時の彼女の実家に居候の身。彼女の家族は以前から協力的で空港で捕まった私を今回も快くニューヨークで迎えてくれた。最初の1週間はビザ取得のお祝いも兼ねて仕事も忘れて存分に観光を楽しもうと言う事になりニューヨークの街を毎晩、足が痛くなるほど歩き周った。そのお陰でスニーカーやGショックなどの仕入先も見つける事ができた。
最初に見つけたのがブロードウェイの26ストリートから30ストリート辺りの問屋街。観光ではあまり歩かないエリヤだがたまたまお腹が空いて居たのでストリート屋台の匂いに誘われて迷い込んだ。ウォークマンやヘッドフォーンなど電気製品、ブランド香水、Tシャツや野球帽などが束で軒先に積み上げられており、如何にも問屋街。好奇心とセールスマン根性が抑えきれず一般客お断りの看板も無視していくつかのお店に入ってみた。当然、これもアメリカ!ぶっきら棒な対応は想像がつくと思いますが、数店周って最後に入ったお店のオーナーが不思議な感じのインド人。ゆっくり私の容姿を見てニヤリとしたら、カウンターの下から限定モノのGショックが!何と在庫で100以上あると!その後もグッチのサングラスが流行れば、魔法のカウンターの下から、たまごっちが流行れば、またカウンターから出て来る出て来る!この瞬間から私は彼のお得意様になってしまいました。
さすがに限定スニーカーは彼のカウンターから出てこなかったのでハーレムやブロンクスまで車で行って調達しましたが、この頃のハーレムはやはり危険なエリヤだったのでかなり冷や冷やしながら毎回、仕入れをしました。